2008.05.13-15 出雲から岡山

大社本殿特別参拝から岡山に抜ける

cannodale T-1000


出雲号内

12日夜のサンライズ出雲に乗車、シングルで切符買ったつもりがソロになっていて窮屈そして煩くまいった。
車内放送も朝まで止めるとアナウンスあったあとも、なぜか駅ごとに続き眠れず。せっかくなのでシャワーも使ってみ たりして一通り遊ぶ。

朝、雨模様の中、中国山地を乗り越し島根に入っていった。

出雲市駅

出雲市駅着。雨はあがっており一安心。
せっかく用意してきた地図や観光案内を一式忘れてきたのを発見し愕然。 ジャスコがあったのでそこで好きな昭文社の県別マップルを購入。詳細で情報多く見やすいのだ。

>YHえびすや

標識どおりに大社に向かうととんでもない自動車渋滞。
ゑびすやユースホステルに向かいまだチェックインには早いものの荷物と自転車を置かせていただき着替える。ネット上ではここの方がうるさいだなんだと書かれ ていたが、まったくそんなことはない。
汗臭いまま、ささっと着替えて大社に向かう。

大社行列

さて、今回一番の目的である出雲大社本殿特別参拝だが、2時間半並んだ。
幸いにも暑くもなく寒くもなく雨にも降られず、少しづつ行列も動いていたので写真撮影しながら飽きずに並んでいられた。
服装に気を使ってない方は並んだ最後の受付で排除されていた。なぜにジャージなどで参拝に来るのか、不思議だ。

本殿のつくりの素晴らしさはもちろんだったが、私はそれよりも内部を覗かせていただくときに頭上に持ち上げてある 跳ね上げ扉を支える金属棒が腐食しすぎているのを見て、折れて扉が落ちてくるのではないかとヒヤヒヤしていた。
急な階段が高齢の方には大変であったようだ。


拝殿で参拝し、御朱印いただく。

猪目峠

さて、お腹空いた、蕎麦を食べようかと思うが、なんと大半の店が暖簾しまってる。
YHに戻り自転車の服装に戻り、参拝用の服は近くの簡易郵便局で店に送ってしまった。
まぁ、、お腹空いたが仕方ないと大社の山向こうまで行くことにしたが、 すぐに土産物屋二階に食堂があるのを発見。声をかけると大丈夫だと。
客がたくさんいる中、簡単にできそうなカレーをたのみ、瞬時にたいらげた。安心して大社の西側道路を上がってゆく。

結構急な道をあがってゆくと、島根県出雲市大社町「猪目峠」 分岐になっており、峠には電話が設置されていた。しかもふつーの安い電話機が。 狂った目をした鹿に見送られて猪目に下る。

猪目洞窟

「猪目洞窟」に。
黄泉の国にと思って入ってゆく…中で見たことは秘密である。

面坂

「面坂」はトンネルではなく上の旧道がないかと。ふつーにあったので押して上がる。
トンネルが出来たのは昭和9年だからそれ以前はこの道を行っていたのだろうが、それ以降は使われていないと思っていた。
しかし捨てコンでつくったような階段、道が続き作業道として通行できる。
小学校の前に降り立つ。

伊奈西波岐神社

鷺浦に。
昔の豪邸が立ち並ぶ港、路地を入ってみたりして見学しながら抜ける。
「伊奈西波岐神社」が目に飛び込んできた。ちょうど飲料自販機もあったので休憩。大社の摂社。さて帰ろう。

鷺峠

「鷺峠」
バス停がある、すぐ隣の猪目峠にも連続してバス停がある意味はなんだろうか。

とりいや

大社脇の「とりいや」という蕎麦屋さんが開いていたので飛び込む。中は1950年代なつくりでタイル貼りの円柱が素敵。
「出雲名物 神有そば」ネーミングが良いですね。平成15年にいらっしゃったという今上天皇の写真が飾られていた。
街に入る。

YHの子犬

部屋に他の荷物を入れて整理してると一人戻ってきた。京都から自動車で大社参拝に来られた同じ年齢の方。

挨拶して雑談してると自転車の彼が風呂上り。 なんと鴻巣の子だった。西日本一周しているとのこと。風呂いただきあとは3人で(俺がしゃべりっぱなし)おしゃべり。

風呂は20時から女性だったようで、婆さんに「早く入れ」と怒られる。同室の一人がまだでした、おしゃべり夢中で ごめんなさい。
22時消灯、さすがに疲れているのであっという間に眠りにつく。
夜半、雷雨、仔犬の泣き声。「鳴き声」ではなく、心細く「泣き声」だった。YHには2匹の犬がいるのだった。



2008.05.26