以前から行きたかった"夏越"と"大釈迦峠・津軽坂"をゆく
一日目
羽田からANAで能代大舘空港、久しぶりに酔った。
空港からバスに乗り鷹ノ巣駅、大舘駅から碇ヶ関駅下車。道の駅で昼ご飯、南下。
矢立峠へ、明治道
峠からちょっと下って古峠往復し旧国道、道の駅へ。あとから思ったがほんの僅か進んで現峠に行けばよかった。
旧街道筋を拾いながら南下してゆくと特徴的な山が二つ
これ過ぎたらまた旧街道筋があるのを忘れ、釈迦内鉱山から旧街道筋へ。
大館、観光案内所で投宿前にどこかないかな?と教えてもらい。行く途上素敵なデザインの建物。
役所脇の大館城跡へ。
夕方、学生さんがベンチ座って読書してたり、犬の散歩に子供連れと人が集っていた。
街を見下ろす場所で無線機出してCQ、何も聞こえず応答もなくお仕舞。17時過ぎないと無理かな?
コンビニ行ってから投宿。明日は雷雨予報、雨具持ってきてないし。
二日目
雷雨予報なので早めに宿出てまずは西方、コンビニでお握りとザックカバー(ゴミ袋)買い山間部へ。
だらだら登ってゆきダム、キャンプ場あたりで土砂降り、トイレで雨宿り。
成田ナンバーのトラックを先に行かせ、作業をみたら養蜂の方でした。
林用軌道が通っていた道なのでずっと穏やか。なにか施設や集落あったのかのような平原を過ぎ石の塔への上り口。
ポツポツピンクテープがあるがこれは道の導ではない。地形図の破線を無視して峠への沢をゆけば道が薄く見える。
峠から石の塔往復して大鰐へ下る。道はまったく見えないがてきとうに低い方へ藪漕ぎすれば沢に降り立ち。
沢渡り林用軌道あった道、あとは下るだけ。
へばな〜と早野瀬過ぎて羽州街道合流、御幸橋渡って旧街道へ。リンゴ畑をみながら進めば弘前の街。
弘前公園周辺をぐるっと廻ってから城址み、熊野奥照神社、八幡宮、投宿。
綺麗なヨーカドーいって上階レストランで食事。旅して土地の物を食べることはほぼ無し。
雷雨にあい藪漕ぎしたので洗濯と乾燥にいそしんだ。
三日目
帰りの飛行機は20時なので時間たっぷり。羽州街道と大豆坂道を主に。
浪岡でうろうろしてから大釈迦峠越えへ。昔地形図で見てから通ってみたかった道。木々で周辺見渡すことはできないものの、
思った通りのよい道でした。
津軽に入る前からとにかく馬だらけ、どれだけ馬が重用されていたのか実感する。馬頭観音も石がぽつんと在るだけでなく鳥居にしめ縄にと。
羽州街道終点油川、伝馬町熊野社行ってから青森市森林博物館
森林軌道のコーナーもあるので地図みてると時間を忘れそう。大豆坂道へ。
松が立つ素敵な追分を過ぎて、入内峠へ。
だんだん藪になるものの通行にはさほど支障ない道をゆけば崩落、パスしたらすぐにゲート。
一旦急こう配の車道に出て下りまくり、高陣場山への急こう配をのぼる。
豆坂から高陣場山の道が通れるか不明だったが通れそうだった。有料道路、空港へ。
青森空港には程よい時間に着、着替えてから荷物預けて食事に甘味におみやげに。
乗ってしまえば1時間で羽田、はじめてのJALで羽田へ。
今回は一日の行程を短くしておいたので余裕をもってのんびり見学探索できて満足度高い旅でした。
矢立峠(約278m、秋田県大館市〜青森県平川市)
各道しっかり整備されているので道の駅に車おいて全時代の峠を乗り越すのもたやすいでしょう。
明治道で上がり、古峠往復し、明治道で降りた。
夏越(約392m、秋田県大館市〜青森県南津軽郡大鰐町)
名前から興味持ち通ってみたかった。羽州街道の脇往還。
道型はしっかりあるものの、私が行った時期だと植物繁茂で水際は道見えず。大鰐側は完全に隠れていた。峠道目的で行くなら枯れている時期でしょう。
2.5万図の破線路ではないので注意。
大釈迦峠(約175m、青森県浪岡大釈迦〜鶴ヶ坂)
羽州街道。昔から地形図で見ていて楽しそうな尾根道だと通ってみたかった。
8割がた軽トラが通っている感じで問題なし、明治天皇碑と神社の間は背丈の笹だがよく観察すれば同じ幅で道があるので
藪躊躇しなければなんてことなく通行できる。
入内峠(約238m、青森市入内〜浪岡王余魚沢)
青森〜浪岡の街道筋、明治に陸軍が通行するのに伴い整備されたということ。林道として良い道だが途中崩落しているので藪化。
崩落個所の峠側に簡易ゲートあり。