2013.11.05-07 佐賀〜宮崎

前回は東から西へ。今回は西から東へ。

青島、洗濯岩

狛犬、社(佐賀// 狛犬、社(福岡// 狛犬、社(熊本// 狛犬、社(宮崎

輪行袋ボロボロになったので更新、自転車はステムとサドル変更、体も整えたつもり。 店で丁寧に袋詰めし準備万端。
羽田始発はアプローチに悩む、今回は当日早朝自動車で向かった。途中事故渋滞でもあったらアウトなのでものすごい早い時間に出る。

11.05

佐賀空港走りだしてすぐに初見の小鳥に出会う。目に焼き付いているが図鑑みても名称不明。赤い腹だった。
福岡に渡るのに苦労し、柳川では白秋祭。まちぼうけ〜まちぼうけ〜♪

国道208号、10号南関大牟田北線で上内峠。国道443号で山鹿市に入って大宮神社の看板を発見、これは行っておこうと。
御朱印いただきお話きいたら、なんと武蔵一之宮氷川神社に行けない人が代わりにと来ることがあると。その理由が…恐怖だった。

国道325号、巨大メロンがそそりたつ恐ろしい土地だ。
畜産の匂い、ずっと肥料と家畜の匂い、豚牛喰いたい、枝豆を枯らしてる!ずんだ餅ができないじゃないか!と思いながらゆるゆる坂を上ってゆき 大津で36号熊本益城大津線、急坂をあがり熊本空港をくぐる。

山越えにかかる。マミコゥロードの急坂に恐れをなし57号益城矢部線にて。マミコゥがあるので交通量少ないかと思ったが、けっこう通りあり。
大谷峠、九十九のトンネル、なんだ水道(用水路)なのか。道がぐねぐねしているのかと思ってました。 高速道路の建設現場を過ぎて。

陽も暮れて街灯がない真っ暗な国道445号を走る。こんな時の為に反射タスキを用意しておいてよかった。
なんとか18時には山都の街に入り。広島牡蠣フライ定食、食事してから宿に入る。自転車はホールに置かせてもらった、宿にコインランドリー無し…

食事したお店


11.06

誰も居ない通潤橋をわたって国道へ、コンビニで補給してから国道218号とその旧道で山越えにかかる。

山屋トンネルは旧道を登り。郵便局で前日までの地図やら他を自宅に送ってしまう。竜宮滝怖い、鏡山峠は入口が不明で行けず。

関節痛でくじけそうだったが、津花峠道に入ったら山腹を縫う素敵な道で感激。こりゃたしかに分け入っても分け入ってもだ。 日向往還(熊本部分)

高千穂峡は橋から見下ろせば充分、降りたらメシの匂いが充満する俗な渓谷。7号緒万高千穂線で観光バス来襲中だった 天岩戸神社へ。岩戸の見学もして。
小さなトンネルが続く204号下野鹿狩戸線で国道218号へ。
国道218号をゆくのは排気ガスと騒音でつらいので旧国道である237号北方高千穂線で下ってゆく。

高千穂線跡をちょこちょこ見て、ちょうど鉄橋撤去している現場に遭遇。
静かで景色よく、鳥の声ききながらだらだら下り。延岡で一旦218号、川水流橋で20号北方北郷線、49号北方土々呂線、松瀬越して国道388号で日向へ。

高千穂鉄道橋

ホテルの場所確認してから食事を考え繁華街に。うろうろして寿司屋に入る。特上で2000円安い事に不安だったが旨かった。
宿へ、自転車は事務所に入れてもらえて安心。宿にコインランドリー無し…すでに服は汗の塩で真っ白…風呂場でざっと洗っておく。

11.07

最終日だし飛行機にも乗るので2日間着た服から着替えて出発。226号土々呂日向線で南下し南日向駅の先で国道10号へ。
たぶ峠、幸脇峠、口蹄疫メモリアルセンターにびっくり、空港でも口蹄疫防止マットがあったりして。
粟かと思う作物が茶と一緒になっていた。

粟と茶かな


長野峠、都農神社、トロントロン、

宮崎神宮は七五三、宮崎県護国神社は閑散…直接のご先祖が祀られている護国神社で七五三がいいんじゃないのかなぁと思った次第。
飯!すき屋、一応空港確認してから時間たっぷりあるので青島も行こうと向かう。

鬼の洗濯板は、どこかに「施工 ○○組」とかプレートあるんじゃないかと思った。(本当はあるんでしょう?)
青島神社で御朱印頂き。
のんびり空港に向かい、のんびり袋詰めし預けてしまう。また食事してから本買って読んでいたりお茶してみたり時間をつぶし搭乗。

羽田から自分で車運転するのに眠くて怖かったが、輪行するのと比較すれば気疲れせず時間もかからず良いかもしれない。


上内峠(かみうちとうげ、約116m、福岡県大牟田市上内〜四ケ)

上内峠
10号南関大牟田北線


大谷峠(約380m、熊本県上益城郡御船町田代)

大谷峠
マミコウが出来て通行減ったのかと思ったがそうでもなかった。


津花峠(約680m、西臼杵郡五ヶ瀬町三ケ所)

津花峠
旧国道218号。走ってよかった、室野から中之原まで素敵な道。東から西だと辛いかもしれない。 宮崎元標
宮崎元標四拾壱里 西臼杵郡三ヶ所村とある。他の面には赤谷からはじまる文字が刻まれていたが苔でよくわからず。
41里、宮崎市からぴったりの距離ですね。当然ですがすごいもんですね。山頭火はこの道筋を歩いたのでしょうか。
焼野、八重所からの旧道もたどれるらしい。 枯葉敷津花峠道


松瀬越(約110m、延岡市北方町川水流、笠下〜東臼杵郡門川町川内松瀬)

松瀬越
松瀬側は拡幅工事中だった。


たぶ峠(約49m、日向市幸脇たぶ峠)

掘割とその脇道
帰ってきてから気づいた峠、 ちょうど現国道掘割の海側旧道らしき場所を刈り払いしていたので気になって撮影していたがここだろうか?旧図でも見ないとわからない。
眼鏡橋は幸脇峠に行く道の下にあり。http://5.travel-way.net/~niemon/miyazaki/hyugasi/tabu.html


幸脇峠(さいわきとうげ、約70m、日向市大字幸脇)

峠の石と木
自動車で各々の部屋に行けるラブホが並ぶ。峠には文字が刻んであったのが消えたのかのっぺらぼうの石と大木。


長野峠(ながのとうげ、約50m、児湯郡都農町中河原)

バス停がある峠
ロードマップで見つけた峠。


体調が良かったのもあり、景色もよかったのもあり、様々記憶に残る良い旅でした。
地図にマーキングしていて今頃気づいた事、宮崎神宮北側が「大宮」であり、「東大宮」まであった!
次回は宮崎空港から鹿児島空港で九州本島終わり予定。
2013.11.11