2013.06.03 中ノ沢峠と稲子



つばさ121号にて高畠駅、いつものコンビニで補給。

駅の青鬼


2013.06.03

さすがに道覚えてなんて事なく入り口に到着、前回のように虻に可愛がってもらうことなく平和。
しばらく自動車で入ってゆける林道を進み、ずんどまりから中ノ沢峠への標識があり。
沢を何度も渡渉、沢のつまりから先はわかりにくいが、そこを抜ければ高規格旧街道に変化し難なく進めた。
麓から標高800mあたりまで、ずっとニイニイゼミの爆音で熊除けに鳴らしているラジオがまるで聞こえない程。

熊うんこ

静かになったら標識のある峠、熊のうんこがもりもり、福島への分岐は以前より分かりにくい。
進入してすぐに道型が薄くなりしばらく藪こぎになり 何度か道が消失、適当に進めば現れと、6月だからか道がわかりにくい。

柳沢に降りたち林道を下る、以前のように調子にのって走って前歯をダメにしたくないのでのんびり。
オンロードバイクの真新しいタイヤ跡があったり。
豪士峠分岐で旧街道の探索してから稲子へ。
たくさん貴重なお話を聞けた、なかなか山のことを知ってらっしゃる方に出会うこと稀、今回は知りたい事確認した かった事を地元の方からきけて大満足。

福島駅から新幹線で自宅には19時に到着と、楽に日帰りできるのも新幹線さまさま。


中ノ沢峠(約830m、山形県高畠町上和田〜福島県福島市飯坂町茂庭柳沢)
中ノ沢峠の標識
高畠側は地形図にある破線路とはまるで違うルートで登った。地形図には林道つまりから尾根に上がってゆくように描かれているが、 踏み跡は沢をゆき標高620m程で沢を離れ良い道になっている。
標高700mあたりで大岩大岩そこからほどなくで峠に着く。
福島側は刈り払いが行われてから数年経過しているので随分わかりにくくなってきている。
刈り払い時に刈りはらわれなかった部分もあるので、完全に旧道を踏んでゆくのは困難。
8割乗車して快適に下れる素敵な道が続いている。最後の最後林道に降り立つ部分はストンと落ちるので慎重に。

ネット上にあったスキー履いての豪士峠のっこしhttp://ftk-ac.net/05_ski/2011_ski/4484_gousi/4484_gousi.html
雪がこれだけあれば、旧峠道の凹みは見えないわけで、苦闘して辿ったかいがあったと思う。
これにて中ノ沢峠と豪士峠はのっこした。周辺にはまだ密灌木に埋もれてしまった峠道(田堀越、和田峠、月光峠等)があるが、はたして自転車持ちで突破できるのか。


2013.06.05