茨城大子周辺をやってみるかと計画していたが、前日まで雨模様。 そしてお土産買ってこいブドウがいいなという天の声がしたので山梨に変更した。
直前だったのであまり考えずに以前から行ってみたかった「犬目峠」を主にして 江本さんから頂いた「山梨の峠」を参考にまずは大月まで。
事前に用意しておいた地形図などすべて置き忘れて現地着、さすが自分と関心。 大月駅近く東電脇のコインパーキングから出発。
猿橋見てから急坂の30号線へ。
山谷峠(約490m、大月市山谷〜上野原市恋塚)>
中央が旧道入り口
中野から上がってゆき、途中地形図にある破線路に入る。ものすごく良い道で、堤防にて終わり。
舗装路で山谷まであがり、峠がある尾根を下るとこれまたものすごく良い道だった痕跡の藪藪。自動車が通行していたろう道幅と斜度。
堤防で分断されているが、堤防と峠は目の前(直線距離240m、標高差60m)なので藪こぎすればすぐに到達できると思う。
廃道の近くには私が生まれた頃の遺物が整然と並んでいました。
犬目峠(上野原市犬目)
以前の宿場はどんな感じだったのでしょうかね。
大ダウ(約410m、上野原市大田〜大月市簗川)
犬目宿の消防脇から地図にない道を日留野に降りて、大田。 なんてことなく道標つけられていた。峠には「大田峠」と私製看板。
立野峠(約800m、大月市立野〜上野原市浜沢、無生野)
大岩
ハイキングコースなのでなんでもなく上がってゆくが、雨の後ですべること恐ろしい。
おおきな古い木を過ぎてから違和感を覚える、峠に向かってないのだ。南に向かわず西を向いている。
標識はそもそも当初から「倉岳山」を指している。
おかしいと、GPSを頼りに地形図どおりに進んでみた。
道の痕跡などない沢に入り植林された急斜面を行く、炭焼きにしてはおかしな石積みや大きな岩を巻いて尾根に出た、ハイカーが魚。
峠には北からの道が上がってきている、これは地形図に無い。 昼ごはん食べながら事前に調べておいたことを思い出し南に降下。 無生野への道分岐は「ある」。が、登りで疲れたので侵入しなかった。 普通に薬師さんのところに降り立って終わり。
峠の北側、帰宅してからハイキング地図みると地形図のルートと現状が描かれていますね。
雛鶴峠(約800m、上野原市〜都留市)
天気予報で昼過ぎに雷雨とあったので、もう戻るつもりながら、欲が出てこれもやった。
旧車道のあがり口には犬が放し飼い。ところどころ道が補修されている。 トンネル前に自動車、こわっ…なに?殺人して捨てにきたの?と妄想膨らむ。
ハイキングコースの看板みてあがってゆけば雛鶴峠。峠からしばらくは西側の道もあるが道標には 無いと書かれているので、従い戻る。
忍法つかって旧トンネルの西側へ。なるほど、道として使われていないのでボロボロ。 降りてゆくとリニアの工事で通れない。 恐縮しながら通してもらい走り出すと大粒の雨が落ちてきて、痛いのなんの、体冷えて頭ガンガン しながら戻り。 石和温泉入って、就寝。