赤岩峠
☆ガリラヤさんと徒歩
以前はあったろう丸木橋は痕跡もなく沢を渡るにはルートを探すのに時間がかかった。赤いリボンがついているので、たどってゆくが、抱えても余るほどの大きな木が倒れ、道を塞いでいたり、ぐずぐずの火山灰のような斜面に手の平ほどの幅の筋が道であったり。 沢から離れ尾根に上がる頃から道ははっきりする。峠に立つと鉱山の音が下から流れてきた。