鮒久保峠
奥武蔵研究会の会報で知った。地図で歩く秩父路にも掲載されていたのですが微妙に位置が疑問だったので行ってきました。
画像の通り、新たに開削された「鮒久保通り」がある。このルートは地形図にも昔から破線であるルートで奥武蔵研究会などではこちらを
ふなくぼ峠にしていた。
地形図で歩く秩父路ではこの北にある峠を舟久保峠と書いていた。
蒔田側の鮒久保橋からまずは北の峠をゆく、なにやら廃墟になった住宅地？がありすぐ上が峠、大野原が見渡せて眺めのよいところ。
峠からは２度ほど折り返して民家の脇に。ここで庭にいらっしゃった方にきくと「ふなくぼとうげは向こうの広い方」「蒔田では鮒、寺尾では舟の字をあてた」
「以前は1間の道だった」
ここでさきほどの光景を思い出す、北の峠との分岐に道跡があったのだ、ちょうど1間程の。
お礼をいって北の峠を登り返し、旧道であると思われるところに突入すると足元には境界杭が並んでいた。峠の手前まで残っているのを確認。
