三郡坂


三郡坂の分岐
98/10/23

飯能側の「山際」という字がどこであるか、とある日、電話で調査した。

飯能は飯能市に。と、市役所に電話。市民課、生涯学習課とも、いろいろ探して いただいたが、わからず。とりあえず、公図にはない地名で、明治になってから 消えたのだろうとのこと。

なぜ山際を知りたいか、というと、この峠の飯能側への道が2ルートあるのだ。 2.5万図青梅をみると、阿須から西に川があって、尾根道で青梅に向かう道があるのだ が、これ、両方共に三郡坂にいっているのだ。西側の尾根あたりは「山中」という字 だそうで、その際、ということで、西の尾根では?とも言われたがぁ、、はて。

この三郡坂が、埼玉の最南の峠である、ことになりそう。もっと南にゆくといわゆる

峠道の成立する地形がなくなるのだ。
1998/11/14

青梅市にも電話で問い合わせをしたが、はっきりした回答は得られなかった。 自分で作成した本のことくらい、把握していただきたいもので、、、。ただ、他の資料から、飯能へ出る近道である、という記述があるということ。そう考えると、阿須へ向かうのではなく、飯能は、岩淵落合方面に抜けるのが近道であり、その道筋もある。

よって、「本道」は、青梅の城跡近くの道より、落合もしくは、門神へ抜ける道であると考える。


1998/12/18

自転車により、現地へ。
青梅の病院のたくさんある道を入り、つきあたりの林道をゆく。地形図にない道がたくさんあり、迷った。
軽自動車であれば通行できる程の道がたくさん通っており、旧道の名残はまったくなし。
岩淵へ抜ける道もたくさんあったが、現在位置の確認ができずに進んだので、乗り越していない。次回の課題。


1998/12/22

なんで、この峠にこだわるのか!(他の峠にはこれだけ書いていない)
青梅市史をコピーしたものを読んでいたら、三郡坂の道すじがあった。
これをみると、、坂からは、落合にむけて、再度ピークを越えて七国峠からの道と、 合流して阿須に至る、とみえる。
しかし、阿須にゆくのならば、越えずとも、そのまま沢を下ればいいわけで、わからない、、、。現在、沢にかかる小さな橋を使うルートが 本道ではないのだろうか?


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